方法論集積蔵
 
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【2013.07.25 Thursday 】 author : スポンサードリンク
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Inputが先か、Outputが先か〜一般論と具体論
論文解法パターン講義(Output)を知識集中完成講義(Input)の前にやるのはなぜか?という趣旨の質問をもらいました。
一般論としての回答は…

まず、知識集中完成講義では、過去問を解くときに“何か見たことある”“聞いたことある”知識・事案を増やすべく、ハイスピードで、出題可能性のある知識を網羅しています。
また、過去問をひととおり潰した上で、最後の総まとめとして、短時間・ハイスピードで出題可能性ある知識を網羅的に聞き流してもらうことも意図しています。

そういうわけで、知識集中完成講義では、枝葉の細かい知識もたくさん伝授しています。

1.しかし、知識が(少)ない状態(初学者)の方が論文式の長い問題文の分析力が高く、知識が中途半端にある状態(中級者)だと、頭の中の知識に振り回されてしまい、問題文に目が向かなくなる人がほとんどです。
なので、知識が(あまり)ない状態で論文式問題を解いた方が、現在の司法試験系の試験で最も求められる事案分析力・現場思考力を効率的に伸ばせる!と考えています。

2.また、枝葉の細かい知識をいくらインプットしても、それがしっかりとした幹から生えていなければ、すぐに枯れていってしまいます。なので、まず4Aという幹を論文式問題を解く中で確立した上で、枝葉をつけていこうと考えているのです。

3.さらに、枝葉の細かい知識をいきなりインプットするのは、はっきり言ってつまらないと思うのです(私が受験生のとき、どんな名だたる講師の講義でもそう思いました)。
なので、まず、多くの受験生がおもしろさを感じてくれるであろう、論文式問題でどのように知識を使うのかを体得した上で、そのような知識の使い方を念頭に置いて、問題意識を保ちながら短期間でインプットするなら、効率的かつなんとか飽きずにできるんじゃないかなあ、という期待があります。
 

他方、時間的に「論文解法パターン講義」全科目を受講していると基本7科目の短答対策が出来そうにないので、来年の予備試験の短答式試験突破に向けて「知識集中完成講義」を受講しながら短答過去問を解くことから始めたい、という趣旨の相談に、実に合理的な計画だとお答えしました。
これが、人それぞれで異なる、具体論です。

まず、時間を止めるスタンド(ザ・ワールドッッッッ!)でも持っていない限り、スキマ時間を有効活用などしたところで、どうしても可処分時間には限界があります。
そして、予備試験がロー入試や司法試験と大きく異なるのが、短答式試験に合格しなければ論文式試験を受験すらできないという点です。
私の論文初年度G→翌年合格という経験からしても、論文式試験には、受けなければ分からない部分が多かれ少なかれあります。
だから、なんとしてもまず短答合格というのは、予備試験という敵の特徴を捉えた合理的な戦略だ、といえるのです。

ただ、そうすると、上記一般論1〜3と矛盾するように見えます。
しかし、
1.短答式過去問を“完璧”にすれば、司法試験合格に必要な知識は“完璧”なので、中途半端な頭の中の知識に振り回されることはなく、問題文に目を向けて分析することもできます(上級者)。
2.上記1のように短答式過去問を“完璧”にすれば、これが太い幹になるので、これ以上枝葉をつける必要はなくなります。本来、枝葉レベルでよい知識を幹レベルにする点で、やや効率性が落ちますが、可処分時間との兼ね合いからすると、無視できる程度でしょう。
3.短答式対策が好きなら全く問題ありませんが、つまらなくなったり煮詰まったりしてきたら、気分転換に論文対策でもやれば、相乗効果も期待できますし、問題ありません。

…というわけで、一般論としては、たとえばOutput→Inputという方法論がベストだ!と断言できますが、それを皆さん個々人がどう利用すれば自分にとってベストになるかは別問題なのです。
だから、渋谷校まで来られる人は、4A基礎講座で定期的に実施される講師カウンセリングを絶対に利用してほしいですし、そうでない人も、質問メール等で相談してほしいのです。

このことを伝えるために、良い質問をいただいたので、利用させてもらいました。
【2013.07.12 Friday 11:44】 author : meanlife
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【2013.07.25 Thursday 11:44】 author : スポンサードリンク
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